翼状片治療について

薬では治すことができないため、手術になります。ただ手術をしても再発することがあること、充血・異物感が改善しないことがあるため、小さいものに関しては手術をせず経過を診る場合もあります。

翼状片手術の流れ

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  1. 麻酔は局所麻酔(点眼+注射)で行います。ほとんど痛みは感じません。
  2. 皮膚・まぶたの中を消毒します。
  3. 翼状片をつかんで角膜からはがし、切除します。翼状片により濁った角膜を削り、できるだけ濁りを取ります。
  4. 結膜に切れ込みを作り、そこから結膜を引っ張って翼状片があった場所に糸で縫いつけます。
  5. 縫った糸は1週間後に抜糸します。

翼状片手術の合併症

  • 【翼状片再発】
    翼状片は良性のものですが再発することがあります。
  • 【角膜びらん】
    黒目(角膜)の翼状片がくっついていた部分をはがし、削りますので手術後はゴロゴロします。数日から1週間で徐々に症状は改善します。
  • 【角膜混濁】
    黒目(角膜)の翼状片がくっつき白く濁ってしまった部分は、できるだけ削り落とすようにしますが、濁りが残る場合があります。
  • 【結膜充血・結膜下出血】
    白目(結膜)には血管があります。翼状片には更に血管が多く、切除に伴い出血します。手術後は白目が赤くなりますが、段々淡くなり消えていきます。軽い充血は数か月続く場合がありますが徐々に薄くなります。
  • 【感染症】
    手術後は眼を触らないようにしてください。急な痛み、視力低下の場合は早めに受診してください。